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ベスト 80'S ヒッツ60曲:テイク・オン・ミーからヴィーナスまで! - Various Artists

Pressure 【Billy Joel】 [80年代]

1970年代後半から1980年代前半、Billyは爆走しているというか、暴走しているような印象があります。ライブアルバムを含めると、ほぼ毎年のようにアルバムを発表して評価をどんどん高めていく時期です。
それと同時に、プライベートでは苦労の絶えなかったようで、本人の語りによる自伝でもいろいろ暴露っぽい話がありました。
今になって振り返ってみれば、何を急いでいたんだろうと思いますが、当時は精力的に活動する人に見えてました。アイドル歌手のようなハイペースですよね。


『The Nylon Curtain』(1982)は、ちょうどそんな期間の真ん中あたりです。それまでの若さを感じさせるような透明感のある音楽と、代表作といってもいい翌年の『An Innocent Man』(1983)にはさまれて、やや特殊な印象を受けませんか。反戦歌が収録されてもいますし。

特にトラブル続きだった頃に作られたアルバムということで、彼の本質に迫る部分が見えているんじゃないかなと思っています。



私自身、歌はよく聞いていたものの、MVを頻繁に目にするようになったのは『An Innocent Man』収録曲から。アナログディスクで聞いていた『Perssure』(1982)のMVは、ほぼ記憶になかったので、探してみて新鮮でした。

『An Innocent Man』以降は、どちらかというと巧みな人のイメージで、テクニックで彼の本質部分を覆い隠してる気がしてしかたがないです。

『River of Dreams』(1993)以降、ペースダウンして主な活動はゆったりとしたペースでライブに。オリジナルアルバムとしては、かなり特殊な『Fantasies & Delusions』(2001)が最後です。その後はライブやベスト盤などを発表していますが。

ここ数年、また活動が活発になっています。
2014年1月から毎月1回、NYのMadison Square Gardenで定期公演を実施。2,016年11月末で2017年1月の公演はsold-out。2月公演のチケットも既に発売されています。

公式サイトは、かなり充実。Facebookに移行するミュージシャンが多いのに、BillyのサイトにはForumがあります。LYRICSリストが掲載されているので、歌詞を探している方は公式サイトがいいと思いますよ。右クリックのコピー可です。サイトのFacebook Likeは3.5M!!

BILLY JOEL







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