ベスト 80'S ヒッツ60曲:テイク・オン・ミーからヴィーナスまで! - Various Artists
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Do They Know It's Christmas?【Band Aid】 [80年代]
12月になったので、クリスマスソングを何曲か取り上げようと思います。
この曲を単純にクリスマスソングとしていいのかどうかも迷ったのですが、取り上げることに意味があるだろうと思うので1曲目に。
アフリカ諸国で続く深刻な飢餓状態、特にエチオピアでの貧困問題に対してチャリティーを呼びかけるために1984年、一夜限りで結成されたのがBand Aidです。当時、イギリスのトップミュージシャンが一同に介して、この曲を歌い、大ヒットとなります。
参加ミュージシャンのメッセージ入りバージョン
結成の発起人となったのはThe Boomtown RatsのBob GeldofとUltravoxのMidge Ure。本当にすごいメンバーで、MVを見れば参加者はほぼ分かるのではないかと思います。ただwikiを見るとThe Thompson Twinsはちょうど国外にいて参加できなかったとあるので、残念ですね。
演奏はJohn Taylor(Duran Duran):ベース、Phil Collins:ドラム、Midge Ure:キーボード他とこれまた豪華な布陣。MVを見るとアコースティックギターを持っているシーンもあるので、もしかしたらノンクレジットで音を入れている人がいるかも?プロデューサーはTrevor Hornです。
実は、批判も多い曲です。
“Well tonight thank God it's them instead of you”
この部分が、あまりにも直接的すぎるのではないかというもの。
“Do they know it's Christmas time at all?”
“Let them know it's Christmas time again”
アフリカはキリスト教徒が多いので、クリスマスを知らないわけがないだろうというもの。
私自身のイメージは、「クリスマス」は幸せな暮らしの象徴。アフリカで生命を危険にさらされながら、必死に暮らしている人たちにはそういうおだやかな「クリスマス」は無いのだということを思い出すべき、あるいは想像してみるべきだと、聴いている人に訴えかけていると受けとめています。
自分たちが幸せなことに感謝しよう、幸せな自分たちができることを考えよう、そういう歌なのではないでしょうか。
何より、ここから始まる世界的チャリティーの流れ、『We Are The World』(1985)もLIVE AIDもこの曲から始まった、その功績は大きいと思います。
集まったミュージシャンの豪華さでは『We Are The World』の方が上かもしれませんが、曲の完成度としてはこちらのような気がしませんか。個性を主張し過ぎず、歌としてのまとまりがありますし。
Band Aidは1989年、2004年、2014年にそれぞれメンバーを変えながら再結成、再レコーディングが行なわれています。2014年はエボラ出血熱への支援目的のため、歌詞も一部変更されています。
1984年の曲ですが、映像はBand Aid30の趣旨に合わせて再編集されている公式ビデオ(VEVO)
この曲を単純にクリスマスソングとしていいのかどうかも迷ったのですが、取り上げることに意味があるだろうと思うので1曲目に。
アフリカ諸国で続く深刻な飢餓状態、特にエチオピアでの貧困問題に対してチャリティーを呼びかけるために1984年、一夜限りで結成されたのがBand Aidです。当時、イギリスのトップミュージシャンが一同に介して、この曲を歌い、大ヒットとなります。
参加ミュージシャンのメッセージ入りバージョン
結成の発起人となったのはThe Boomtown RatsのBob GeldofとUltravoxのMidge Ure。本当にすごいメンバーで、MVを見れば参加者はほぼ分かるのではないかと思います。ただwikiを見るとThe Thompson Twinsはちょうど国外にいて参加できなかったとあるので、残念ですね。
演奏はJohn Taylor(Duran Duran):ベース、Phil Collins:ドラム、Midge Ure:キーボード他とこれまた豪華な布陣。MVを見るとアコースティックギターを持っているシーンもあるので、もしかしたらノンクレジットで音を入れている人がいるかも?プロデューサーはTrevor Hornです。
実は、批判も多い曲です。
“Well tonight thank God it's them instead of you”
この部分が、あまりにも直接的すぎるのではないかというもの。
“Do they know it's Christmas time at all?”
“Let them know it's Christmas time again”
アフリカはキリスト教徒が多いので、クリスマスを知らないわけがないだろうというもの。
私自身のイメージは、「クリスマス」は幸せな暮らしの象徴。アフリカで生命を危険にさらされながら、必死に暮らしている人たちにはそういうおだやかな「クリスマス」は無いのだということを思い出すべき、あるいは想像してみるべきだと、聴いている人に訴えかけていると受けとめています。
自分たちが幸せなことに感謝しよう、幸せな自分たちができることを考えよう、そういう歌なのではないでしょうか。
何より、ここから始まる世界的チャリティーの流れ、『We Are The World』(1985)もLIVE AIDもこの曲から始まった、その功績は大きいと思います。
集まったミュージシャンの豪華さでは『We Are The World』の方が上かもしれませんが、曲の完成度としてはこちらのような気がしませんか。個性を主張し過ぎず、歌としてのまとまりがありますし。
Band Aidは1989年、2004年、2014年にそれぞれメンバーを変えながら再結成、再レコーディングが行なわれています。2014年はエボラ出血熱への支援目的のため、歌詞も一部変更されています。
1984年の曲ですが、映像はBand Aid30の趣旨に合わせて再編集されている公式ビデオ(VEVO)
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